どうもaoです。
・無資格未経験者の仕事内容は?
・身体介護と生活援助って何?
・自分にあう介護の仕事探し!
こんな悩みを解決できる記事になっています!
なぜなら現役の介護福祉士である私が解説をします。
この記事を読み終えると未経験でも介護の仕事があることがわかります。
また社会的需要も大きいことから安定した長期雇用が望めます。
記事前半では仕事内容について、後半では働きやすい職場の見分け方です。
最後まで読んでくださいね!
介護の仕事とは?
高齢者の生活全般をサポートする仕事です。
その中には「生活援助」と「身体介護」に分かれます。
さらに詳しくみていきます。
具体的に
「生活援助」とは
・居室の掃除、施設内の掃除
・シーツ類の交換やベッドメイキング
・買い物、調理
・着替え後の洗濯、洗濯干し
・レクリエーションの企画や進行
「身体介護」とは
・歩行介助
・食事介助
・入浴介助
・排泄介助
というわけで高齢者の生活全般をサポートすることで「生活援助」と「身体介護」があります。
介護未経験でもできる仕事は?
ズバリ、「生活援助」の仕事です。
理由は未経験・無資格の場合でも「生活援助」はできるからです。
たとえば介護施設内の有資格者のもとで指導、監督を受けながらの場合は「身体介護」を行うことができます。
おさらいですが「生活援助」の仕事は無資格でできます。逆に「身体介護」といった利用者に直接触れるものは原則資格が必要になります。
30代で介護未経験なら、まずは「介護職員初任者研修」を目指そう!
介護未経験者が抱く不安とは?
その1.仕事を覚えられるか不安
その2.人間関係が悪そうで不安
その3.給料が低そうで不安
その4.休日がなさそうで不安
もし理不尽な対応やまったく改善されない職場なら転職をすればいいんです。
理由は介護の仕事は人の役に立てている立派な仕事であり需要ある仕事だからです。
自身の経験談も交えてお伝えします。
仕事を覚えられるか不安
まったく心配いりません。介護未経験でも一年続けることができれば体で仕事を覚えることができます。
半年間くらいは覚えることも多く、ミスして先輩から怒られることもあります。
一年後には先輩からの𠮟責もなくなり、自分の成長を感じることができるからです。
人間関係が悪そうで不安
どこの職場にも厳しい先輩が居れば優しい先輩もいます。後輩だって生意気な後輩も素直な後輩もいます。
つまりどの職場でも同じようなことは言えると思います。仲良くする必要もありません。
距離感を大切にしながら仕事に対する報告、連絡、相談は抜け目なく行うようにします。
給料が低そうで不安
介護業界の給料は高いとは言えません。少しでも収入を増やしたいのであれば入居系の施設で夜勤に入ったり
あらたな資格取得に挑戦をして資格手当をもらえる会社に就職をしましょう。
安定して長期で働くことでキャリアアップやリーダー職を目指すことも可能になります。
休日がなさそうで不安
入居系の施設では24時間365日の対応が必要ですが通所系であれば日勤で夜勤もないです。
日曜日と平日の週2日は必ず休めます。お泊りデイのサービスをしている場合は夜勤があるかもしれません。
話は変わりますが他の業界で働いていた頃の方が休日出勤が多かったです笑
介護施設とは?有料老人ホームとは?
介護施設とは介護が受けられる施設でじつにさまざまな形態があります。
具体的には入居、通所、訪問という違いがあります。
また有料老人ホームとは食事の提供、介護(入浴・排泄・食事)、洗濯や掃除などの家事、健康管理の4つのサービスのいずれかを実施(複数も可)して且つ高齢者を入居させている施設のことです。
さらに深堀りします。
3つの事業形態の違い
3つの事業形態には入居、訪問、通所です。
■入居系は公的な施設と民間施設がある!
公的施設として「特別養護老人ホーム」「介護老人保健施設」「介護医療院」「ケアハウス」
民間施設として「介護付き有料老人ホーム」「住宅型有料老人ホーム」「サービス付き高齢者向け住宅」「健康型有料老人ホーム」「グループホーム」
■訪問系は「訪問介護事業所」「居宅介護支援事業所」
■通所系は「デイサービス」「デイケア」
わかりやすくいうと
入居系は入居している高齢者にサービス!
訪問系は自宅に訪問をしてサービス!
通所系は日中に施設に通ってサービス!
さらに、さらに深堀りします。
特別養護老人ホーム
特別養護老人ホームは通称「特養」とも言われる介護保険施設です。
・原則として要介護3以上の方が利用
・終の棲家としての役割も持っている
・比較的低額な利用料で入所できる
・入居待ちの待機者が多くいる
まとめると身体介護と生活援助が主な仕事です。特養は自立度が低いためスタッフの負担が大きくなります。しかし日々勉強が出来て知識や技術が上がり自信につながります。
介護老人保健施設
介護老人保健施設とは通称「老健」と言われる介護保険施設です。
・運営は医療法人や社会福祉法人が多い
・原則入居期間は3ヶ月である
・医学的な管理のもとリハビリ
・介護や医療も受けられる
・通所と入所の両方がある
まとめると身体介護と生活援助が主な仕事です。リハビリに関しては医師の指示のもと理学療法士や作業療法士などの専門職がおこないます。専門職との意見交換ができるので専門的な知識が勉強できます。
介護医療院
介護医療院とは従来の介護療養型医療施設に代わるものです。
・要介護者の長期療養生活をする
・2018年4月に設置された施設
・終末期を支える役割も持つ
・医療ケアに特化した施設
まとめると身体介護と生活援助が主な仕事です。医療機関から継続して医療ケアが必要な方が入所する施設です。長期療養生活をして終末期もささえる役割をもつのでターミナルケアを学ぶことができます。
ケアハウス
ケアハウスとは軽費老人ホームの1つです。
・自立している方が対象
・低額な料金で入所できる
・日常生活に必要なサポート
・60歳以上の方が対象
まとめると身体介護と生活援助が主な仕事です。入居条件が身体機能の低下により自宅生活が困難で家族による援助も受けることが困難である60歳以上が対象となっていてあまり重度の方はいない。
介護付き有料老人ホーム
介護付き有料老人ホームとは特定施設入居者生活介護の指定を受けた施設です。
・食事、入浴、排せつサービス
・通院時の送迎サービス
・自立、要支援から入居が可能な混合型
・要介護1から入居が可能な介護専用型
まとめると身体介護と生活支援が主な仕事です。入居施設のためシフト制で夜勤対応があります。大手であるほどスタッフ数も厚く、勉強会や研修制度も充実している傾向があります。
住宅型有料老人ホーム
・ホームスタッフが見守
・デイサービスは外部事業者と契約
・訪問介護は必要時に外部事業者と契約
・医療的処置や手厚い介護必要時は退去
まとめると生活援助が主な仕事です。
サービス付き高齢者向け住宅
サービス付き高齢者向け住宅とは高齢者のための賃貸住宅です。サ高住とも言われます。
・居室の広さや設備基準がある
・安否確認と生活相談サービスの提供
・介護サービスは提供されない
・介護必要時は外部事業者と契約
・高齢者専用賃貸住宅も高齢者向け優良賃貸住宅も制度上はサ高住
まとめると生活援助が主な仕事です。食事サービスも提供しているところがあるので配膳と下げ膳といったことが必要になるかもしれません。
健康型有料老人ホーム
・温泉やスポーツジムなどが設置
・食事等を提供
・介護が必要になった場合には退去
・設置数はそれほど多くない
まとめると生活援助が主な仕事です。健康型有料老人ホームの求人検索をしたことがありますが求人件数は非常に少なかったです。
グループホーム
グループホームは略称「GH」と記されます。
・認知症の方が対象
・家庭的な環境で5~9人程で共同生活
・原則として施設の所在地に在住
・要支援2以上の認定を受けている
まとめると生活援助と身体介護が主な仕事です。
訪問介護事業所
訪問介護事業所とはヘルパーステーションとも言われています。
・介護初任者研修以上の資格が必要
・要介護は通院時の乗降車介助を利用
・住み慣れた自宅でサービスを利用
・生活に差し支えないものはサービス×
まとめると生活援助と身体介護が主な仕事です。最初は先輩に同行するかたちで学び、その後は高齢者の自宅を基本一人で訪問します。
居宅介護支援事業所
居宅介護支援事業所とはケアマネージャーの事務所です。
・ケアプランの作成
・各機関との連絡調整
・請求管理業務
・介護業務は基本しない
まとめると生活援助や身体介護はありません。自宅を訪問して困っていることはないかとか身体状況の変化などを様子を確認します。また介護支援専門員の資格が必要です。
デイサービス
デイサービスとは通って日中過ごす施設です。通所介護ともいいます。
・認知症対応型やリハビリ特化型
・レクリエーションやアクティビティー
・お泊りデイの場合は夜勤あり
・生活機能向上のための機能訓練実施
まとめると生活援助と身体介護を主に行います。送迎スタッフとして車を運転することもあるため運転免許があると◎
デイケア
デイケアとは日中に通って過ごす施設です。通所リハビリともいいます。
・運営は医療法人
・病院と併設されて医師、看護師が常勤
・医学的な管理のもとでリハビリ
・介護サービスの提供
・一日型では食事の提供
まとめると生活援助や身体介護を主に行います。看護業務やリハビリ業務を行うのは有資格者になるため直接行うことはありません。しかしサポートを行うことはあります。デイサービス同様に送迎スタッフとして車を運転できると◎
未経験者が働きやすい職場の見つけ方
コツ1 大手の有料老人ホームを見学
コツ2 夜勤のない職場選びをする
コツ3 業界に特化したプロを探す
さらに深堀りします。
大手の有料老人ホームを見学する
なんでかというとスタッフも比較的多くいて研修制度もしっかりしているところが多いからです。
見学をしてスタッフの動きや利用者の表情をみればわかります。もしスタッフが走っていたり、利用者が暴れていたりしたら未経験である自分が対応できますか?不安な気持ちのまま介護をすると事故や怪我につながりかねません。
というわけで介護未経験でしっかり基礎を学びたいなら大手の有料老人ホームから始めるのがおすすめです。
夜勤のない職場選びをする
なんでかというと夜勤は体調を崩しやすく負担と感じる人は多いからです。また、生活のリズムが整っていれば体は楽です。
職場選びの段階で夜勤がないところを選択するということもできます。他にも夜勤に入らなくてもいいという条件で職を探すということもできるかもしれません。
繰り返しになりますが通所施設という方向性をおすすめします。
介護業界に特化したプロを探す
なんでかというと介護業界に特化した転職サイトを利用することで色んな情報が集められるからです。いわゆる業界特化型転職エージェントサービスに登録を行います。
それから担当になったエージェントと面談を行い、気になる企業の内部事情を聞いてから応募します。企業には聞きにくい事でもエージェントなら聞きやすいです。
というわけで転職エージェントの登録は無料なので複数登録して利用してみることが比較にもなりおすすめです。
介護業界に特化した転職エージェント
おわりっ!
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